❄助産院日誌❄

2024-03-10 12:47:00

幼児期を卒業する

先日、息子の保育園で卒園式が無事に終わりました。

 

ここぞ!という時に熱を出すのは子どもあるあるなので😅、無事に出席できるかどうか最後の最後まで心配でしたがなんとか無事に出席することができ、卒業証書も立派にもらっている姿を見て、本当に成長したなぁと感慨深く見守っていました。

 

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安定の車掌ポーズの息子😅↑(右側です)

 

 

我が家の保育園遍歴は、

1歳1か月で初めて預けた新設したばかりの認可保育園(東京、園庭なしの小さな保育園)

転勤とともに3歳で札幌の市立幼稚園

急遽空きが出て転園した、4歳10か月での認定こども園

と、割と、色々と、転々としました。

 

 

転勤で東京→札幌に移動している時、

飛行機の中で「○○先生(東京の保育園の先生)に飛行機乗ったって教えよう!」と無邪気な笑顔で話しているのを見てとても切なくなったことを思い出します。

 

それでも、すぐに幼稚園の環境やお友達に慣れて楽しそうにしている息子を見てほっと一安心。

 

 

 

ですが…

 

 

2年前、年中さんの12月に急に申し込んでいた保育園に空きが出たと連絡が入り、

家族会議の結果、あと1年3か月だけでしたが保育園に転園することに。

(転園のお話の詳細はこちら綴っております)

 

転園早々、一年上の年長のお兄さんに鉄道大好きな子がいたお陰で、鉄オタの息子はすぐに慣れて楽しそうにしており安心したのも束の間、年長さんだったお兄さんは2か月後には卒園してしまい、その後は誰と遊んでいいのか悩む息子…。

 

年長にあがったあともしばらくは、

 

「全然友だち出来ない」

「幼稚園に戻りたいな~」

 

と言うように。

息子を迎えに行くと、誰かしらと遊んでいるので「お友達と遊んでたよね?」と聞いても

 

 

「鉄道の話が出来ないから友だちじゃない…😥」

 

 

と、鉄オタすぎて

 

【友だち=鉄道の話を対等にできる子】

 

という超スーパーウルトラ狭義の友だち概念になってました😨😨😨

 

 

 

友だちが出来ないという息子を可哀そうだと思う一方で、

そんなに狭い意味でしか友だちと思えないなら、

小学校にあがってからも苦労するはず…という想いから、先生と悩みを共有しつつも、見守ることにしました。

 

 

そんな息子でしたが、昨年末。

急に

「友だちが出来た!」

と言うのです。

 

 

「鉄道の話が出来るの?」

と聞くと

「そうじゃないけど、遊ぶのが楽しい友だち!」

と。

 

 

実は

転園早々、息子がクラスメイトの名前を覚えたら私がA4用紙にそのお友達の名前を書いていき、

全員の名前をどれだけ早く覚えられるかな?という遊びをしていたのですが、

その書いていたお名前の横に

「○○くんの横に【ともだち】って書いておいて!」

と言ってくれました😭

 

そして、その子をお友達と言ってくれたあと、少しずつ名前の横に【ともだち】が追加され、

卒園間際になって【ともだち】がたくさんのクラスメイトの名簿が出来上がりました。

 

小学校入学を控えた今では、今通っている保育園のお友達+幼稚園で一緒だったお友達が同じ小学校に集まるので、たくさんのお友達と会えることで小学校生活をとても楽しみにしています。

 

 

 1年前の息子に、

そしてなによりも私に伝えたい。

 

こんなに良い方向に進むよ、と。

そして

すごく成長する機会だからポジティブに捉えてね、と。

 

やってみないと分からないことが多いのは子育てあるある。

あれで良かったと思えるのも、その時期が過ぎてからではあるのですが、

息子の幼児期もこうやって振り返ると、母子ともにいろんな経験をしましたが

「うんうん、まずまずいいんじゃない?」

と思っています、今のところは(笑)

 

4月からいよいよ小学生!

学童期にはまたどんな経験が待っているのか。

自分よ、乞うご期待っ!!🤣

 

 

おまけ

実は最初の息子の写真、隣に写っている子が息子にきっかけをくれた大好きな【ともだち】です🥰

 

 

~本日もご覧いただきありがとうございました!~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-08-29 08:00:00

意見が一致したとき

あっという間に8月も、

 

というか夏も終わりに向かっているこの頃。

 

北海道はお盆を過ぎると、急に朝晩が冷えて、出勤時や帰宅時には羽織るものが必要になってくる…

そんな時代はもう終わったんですか?😨

 

10年に1度の残暑と言われていますが、

きっとこの先もこんな暑さが珍しくなくなってくるんでしょうね。

 

「地球温暖化」はもう終わり、

「地球沸騰化」の時代だそうです。

 

8月下旬に最高気温36度予報をテレビで見ると、その言葉にすごく現実味があって、

どうなってしまうんだろう、この地球は…なんて不安な気持ちも。

 

それでも、一人ひとりが出来ることをコツコツとしていくしかないんだろうなぁ😐なんて思っています。

 

 

 

 

さてさて、ちょっと憂鬱な話題はこれくらいにしつつ。

 

8月が終わるまでに、これは残しておきたい!と思って久しぶりにブログを書いています。

 

本州は七夕と言えば、7月7日。

ですが、北海道は8月7日が七夕🎋ですよね。

 

七夕の時期になると、スーパーや商業施設に笹が飾られ、子どもたちが思い思いに書いた短冊で彩られているのをよく見かけますが、

 

保育園でも、やっぱりそのイベント(制作)があるわけで。

 

息子の保育園でも短冊を制作したようで、先日それを持って帰ってきました。

 

 

4歳だった去年は短冊に「大きくなったらしゃしょう(電車の車掌)になりたい」と、先生の代筆で書いてありました。

「うんうん、そうだよね~」

なんて、微笑ましく思っていた昨年。

 

 

 

1年経っても、ぶれることなく電車LOVEの息子なので、

『今年も車掌さんかな?それとも駅員さんかな?』

なんて思いながら、持って帰ってきた短冊を見たのですが。

 

 

 

 

 

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「5さいのままでいたい」

 

 

 

 

 

えっ!!!👀👀👀

 

 

 

どうしたんだい!

この1年で何があったんだい!?

 

 

ふつう、このくらいのお年頃って

少しでも早く大きくなりたいという気持ちではないのかい!?

 

 

人生2週目なんかい?!

 

 

 

大人になってから、振り返った時に

「あの時は良かったな~」

くらいだと思っていた私にとって、

 

息子が今のままでいたいという心情にあることに心底びっくりしました。

 

息子が将来のことを楽しみに出来ていないのかな…なんて思ったりもして、

息子の心の奥に思いをはせる瞬間でした。

 

 

 

 

でも。

 

 

 

でも、でも。

 

 

 

私も5歳の今の息子が、可愛くて仕方ないのです。

 

 

もっと息子が小さかったとき(新生児から2歳前くらいまで)は、

可愛い気持ちももちろんあるけれど、それよりも「大変」の気持ちが大きくて。

 

助産院に来られているお母さんが、

「可愛くてしかたないんです~」

と話しているのを聞いて、内心

『すごいなぁー😮』

と感心してしまうくらい。

 

 

なので、街頭インタビューとかで

「今お子さんに望むことはなんですか?🎤」

と聞かれたら、

 

 

 

「5歳のままでいてほしいですね!!('ω')ノ キリッ」

 

と答えてしまうかも。

 

 

 

それならば、今の息子と

 

 

 

意見が一致している!

 

 

 

それならいいじゃないか!(笑)

 

 

少なくとも息子にとって、今の生活を良いと思ってくれていなければ

「5さいのままでいたい」

なんて書かないと思う(と思いたいw)

 

 

○○になりたい

 

 

という、その○○を楽しみにしていたので

かなり衝撃的だった5歳の息子の短冊。

 

 

8月中に記録しておきたかったエピソードを無事に残すことができました(笑)

 

 

 

助産院のブログでありながら、

息子との日々の備忘録になりつつあり、すみません😂

 

 

本日も読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

2023-06-30 16:32:00

ナスのあれ

 家族三人で夜ご飯を食べていたときのこと…

 

 

息子が突然、

「お母さん、今度ナスのあれ作って!😁」

と言ったのです。

 

 

その時のメニューは特にナスを使ったものではなかったので、本当に唐突に…。

 

 

普段息子から、ご飯関係のことでリクエストされるということがなかったので、

息子が「作って欲しい」ということがすごく嬉しくて、

 

絶対に作ってあげたい!と思ったのですが…

 

 

ナスのあれって何??😳」

 

と、なった訳です(笑)

 

 

一緒にいた夫も

「ナスのどんな料理??」

などと聞いてくれたのですが、息子は「ナスのあれだよ!!」と繰り返すのみ。。

 

まぁ、子どもだからレシピ名なんて、なかなかわかんないよなぁー

 

 

なんて思いつつも、とにかくその「アレ」を明らかにするべく、色々試行錯誤して聞き出すのですが、どうにも思い当たるレシピが浮かばない。

 

夫婦二人で首を捻っていると、息子が

 

 

「スマホで調べてみて!!ナスのアレって打ってみて!」

 

 

と。

 

「いやいや、いくら、なんでもネットで出てくるからって、なすの【アレ】という不明瞭にもほどがあるキーワードにはグーグル先生でも分かんないでしょ🙄」

 

と、笑いながらも、息子があまりにも言うので検索エンジンに打ってみると…

 

ヒットしたのがこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、完全にナスのあれだわ!!!

 

 

息子よごめん。あなたが正解。

 

息子が作って欲しいと言ったのは、今まで一回も食卓に出たことのない、

 

きょうの大皿 豚バラなす」by味の素

 

でした(;´・ω・)

お母さん、これなら簡単に作ってあげられそうです。

 

 

それにしても、子どもの、純真な思考って本当に発見が多いですよ。

 

この前も、思いつくオノマトペ(「くるくる」とか「ぴかぴか」とかの擬音語)をお互いに出し合って、

何の音かを当てるゲームをして遊んでいたのですが、

 

息子「【くすくす】ってなーんだ!」

 

私『選ぶ音が可愛いなぁ~(ほっこり)』と思いながら、

 

「静かに笑っているところかな~?😊」と答えると、

 

息子「ブッブー!!違いまーす!」

 

 

「正解は、耳〇そを取られているところで~す!!」

 

 

 

 

 

なんじゃそりゃーーーーーー!😫

 

数秒前の、母の「ほっこり」を返せーーーーー!!!!

 

 

ずっこけたことは言うまでもないですが、

耳掃除の音を「クスクス」と表現する息子。

 

その感性、・・・嫌いじゃないよ(笑)

 

 

 

↓休みの日に、行きたいところを聞いたら「手稲駅の陸橋」と答える子鉄。

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2023-06-04 16:00:00

はなまるじかんを始めて…

先月のことですが、助産院で「はなまるじかん」という座談会を始めました。

 

今までは、理学療法士の伊藤さんとタッグを組んで、授乳中のお母さんに何かを「教える」ということを目的に不定期ながら開催していました😊

もちろん、これから先もその時間は作っていきたいなぁと思っているのですが、その時間とはまた別に、もっともっともーーーーっと気軽に!お母さん達が遊びに来れる時間を作りたいな~と思っていました。

 

助産院のロゴのメインをコーヒーカップにした理由。

 

それは、【疲れた時にふらっとカフェに入る。それくらい気軽に来てもらえる助産院になりたい】という想いが初めからあったからでした。

 

なので、今回始めた「はなまるじかん」というものを、そんな気軽に来てもらえる場所にしたいな~と思っての初開催でした。

 

ありがたいことに、募集開始2日で4組のお母さんが応募してくださり、別のお母さんからは「予約しようとしたらもう満席になっちゃってました~😂」というお声までいただき。。(そのお母さん、実は直前のキャンセルで1席空いたので、参加していただくことが出来ました✨)

 

 

当日は、もうすぐ2か月になるお子さんから7か月のお子さんまで、様々な月齢のお子さんとお母さんが来てくれました。

 

 

 

実は今回の座談会、私の中で大まかに『こんな流れになると良いかな?』と考えてはいたものの、細かく決めることはしませんでした。

見た目に反して(?)心配性の私(笑)。

人前に立つときは、割ときっちり、どんなことをどんな言葉で、どれくらいの時間を使ってお話するか…というのを元々は決めがちでした。

 

ですが、今回はとにかく「気軽に!楽しんでもらう時間!」がテーマ。

 

その場のお母さんたちの聞きたいこと、話したいこと、雰囲気を一番に考えて、流れに身を任せてみました。

 

そんな流れに身を任せた時間でしたが、お母さん達からは自己紹介の時に聞いてみたいことを投げかけてくださったり、

共感の嵐な内容を話してくださったり(笑)。

 

もちろん途中で泣いてしまうお子さんもいましたが、抱っこでゆらゆら。それを見ていた抱っこしていないお母さんもゆらゆら☺

 

お子さんたちが落ち着いている時間帯には、皆で赤ちゃんを寝かせた状態でできるふれあい遊びをいくつかやってみました🤗

お子さんたちはとっても楽しそうで、それを見てお母さんたちはもっと楽しそうで👩‍👦

 

なんと言っても、私自身がお母さん達とのお話に集中できたことが何よりも楽しかったです(笑)

 

普段、マッサージしながら色々なお話をさせてもらうのですが、「どのようにしてこのトラブルを治していくか…」ということを全集中しながら施術しているので、なかなかお話だけには集中できないんですよね😅

 

なので、会話だけに集中できる環境は私にとって贅沢な時間でもありました。

 

 

はなまるじかんの最後には円山で購入したおやつをお渡ししました!

 

助産院に来てちょっとお話して、帰宅してから美味しいおやつを食べてほっとする…

 

そんな時間が取れたら、「今日も色々あったけど、なかなかいい時間だったなぁ」なんて思ってもらえるかな?なんて思って準備しました。

 

私自身も、毎回選ぶ楽しみが出来るので、結構気に入っています(笑)

 

 

 そんなこんなで、無事に終了した第1回目のはなまるじかんでしたが、実は嬉しい後日談が…。

 

はなまるじかんに参加してくれたお母さんから、今度同じ参加者のお母さんと児童館に行く約束をしたと聞かせてもらいました。

 

この小さな助産院で、

そんな大切なご縁のつながりのお手伝いが出来たんだと思ったら、

本当に本当に嬉しくなりました✨

 

 

次はどんな雰囲気になるかな?と楽しみにしつつ…

 

次回開催は6月22日(木)10:00~11:00です!

 

ご都合が合えば、ぜひいらしてくださいね☺

予約はこちらから☆彡

 

 

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2023-04-04 10:56:00

♪そうだったらいいのになぁ~♪

 

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札幌もすっかり雪が溶けて

着々と春に向かって季節が変わろうとしていますね。

 

1月1日と同じくらい、世の中の色々なことが変わりやすいのが

4月1日。

 

今年は正確に言うと、4月3日(月)が新年度のスタートとなり、

新年度から行政の仕組みが変更になったり、新しく始まったりします。

 

大きなところでいうと、政府に新しく「こども家庭庁」が新設され、こどもがまんなかの社会を目指して、新たな仕組みづくりを模索しています。

 

札幌市でいうと、産後ケアの利用者料金負担が軽減され、産後のお母さん達がさらに利用しやすくなったのはとても良い変化ですよね😊

 

札幌市の産後ケアは、スタート当初よりも少しずつ改善され、利用日数や時間が増えて、より助産師が産後のお母さんをサポートしやすくなったと思います。

 

きっと、

「もっとこうだったら良いのに!」

という声が、色々なところから発信されて、

その声が変化をもたらしている。

 

だとすると、

~♪うちのおにわがジャングルで~♪

の歌詞で有名な、子供が「そうだったらいいのに」という内容を歌にしている『そうだったらいいのにな』の歌のように、

 

私なら

母乳外来専門の助産院でのケアも産後ケアの一環と認知してもらえたらいいのになぁ

と大きな声で歌いたいところです。

 

 

産後ケアを利用する方はどんどん増えていると思いますが、

 

「産後ケアは利用できていないけれど、おっぱいの急なトラブルで助産院に駆け込みたい😥」という方は以外と多いはず。

 

前もって予約が必要な産後ケアの利用に比べると、

母乳外来も予約は必要ですが、当日でもOKなことが多い分、

困ったときの駆け込み寺としての役割が大きいと感じています。

 

そして、お母さんをゆっくり休ませてあげられる時間はとれない母乳外来ですが、

その分1日に数人のお母さんと関わることができて、

お困りごとの解決の手立てになれるはず。

 

 

なによりも、産後に必ずある【授乳】という慣れない育児に、サポートを必要としていないお母さんはいないはずです。

 

その、必ずサポートが必要であることに対して、行政が手助けするのが【子育て世帯を支援する】ということなのではないでしょうか。

 

(異次元の子育て支援が、ある意味『異次元』になっている気がしてならない…)

 

 

私が以前住んでいた東京の杉並区では、妊娠・出産時に「子育て応援券」というチケットを数万円分もらうことができ、そのチケットは例えばサロンで受けられるような骨盤ケアやベビーマッサージ、助産院で受ける乳房ケアなどに使用することが出来ました。

 

そのチケットでは何かを買うことはできませんでしたが、それがかえって様々なケアを受けようとする後押しになりました。

 

 

 

お母さん達が自分や子供のケアを受けようとする後押しになる。

そして、ケアを提供する側にとっても利用者さんが気軽に来てもらえるのはありがたいこと。

 

 

東京都杉並区の話でしたが、地域を問わず全国共通で利用できる産後ケアチケットがあれば、

里帰り中の地域でも、

引っ越し先の地域でも、

旅行中でも、

どこでも誰でも利用でき、支援を受けられる。

 

助産院でのケアが医療保険の適応になれば一番うれしいことですが、それがまだ難しいのであれば、そんな政策があればいいのにな~と思いながら、選挙カーから手をふる人達を見つめる私なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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