❄助産院日誌❄
幼児期を卒業する
先日、息子の保育園で卒園式が無事に終わりました。
ここぞ!という時に熱を出すのは子どもあるあるなので😅、無事に出席できるかどうか最後の最後まで心配でしたがなんとか無事に出席することができ、卒業証書も立派にもらっている姿を見て、本当に成長したなぁと感慨深く見守っていました。
安定の車掌ポーズの息子😅↑(右側です)
我が家の保育園遍歴は、
1歳1か月で初めて預けた新設したばかりの認可保育園(東京、園庭なしの小さな保育園)
↓
転勤とともに3歳で札幌の市立幼稚園
↓
急遽空きが出て転園した、4歳10か月での認定こども園
と、割と、色々と、転々としました。
転勤で東京→札幌に移動している時、
飛行機の中で「○○先生(東京の保育園の先生)に飛行機乗ったって教えよう!」と無邪気な笑顔で話しているのを見てとても切なくなったことを思い出します。
それでも、すぐに幼稚園の環境やお友達に慣れて楽しそうにしている息子を見てほっと一安心。
ですが…
2年前、年中さんの12月に急に申し込んでいた保育園に空きが出たと連絡が入り、
家族会議の結果、あと1年3か月だけでしたが保育園に転園することに。
(転園のお話の詳細はこちらに綴っております)
転園早々、一年上の年長のお兄さんに鉄道大好きな子がいたお陰で、鉄オタの息子はすぐに慣れて楽しそうにしており安心したのも束の間、年長さんだったお兄さんは2か月後には卒園してしまい、その後は誰と遊んでいいのか悩む息子…。
年長にあがったあともしばらくは、
「全然友だち出来ない」
「幼稚園に戻りたいな~」
と言うように。
息子を迎えに行くと、誰かしらと遊んでいるので「お友達と遊んでたよね?」と聞いても
「鉄道の話が出来ないから友だちじゃない…😥」
と、鉄オタすぎて
【友だち=鉄道の話を対等にできる子】
という超スーパーウルトラ狭義の友だち概念になってました😨😨😨
友だちが出来ないという息子を可哀そうだと思う一方で、
そんなに狭い意味でしか友だちと思えないなら、
小学校にあがってからも苦労するはず…という想いから、先生と悩みを共有しつつも、見守ることにしました。
そんな息子でしたが、昨年末。
急に
「友だちが出来た!」
と言うのです。
「鉄道の話が出来るの?」
と聞くと
「そうじゃないけど、遊ぶのが楽しい友だち!」
と。
実は
転園早々、息子がクラスメイトの名前を覚えたら私がA4用紙にそのお友達の名前を書いていき、
全員の名前をどれだけ早く覚えられるかな?という遊びをしていたのですが、
その書いていたお名前の横に
「○○くんの横に【ともだち】って書いておいて!」
と言ってくれました😭
そして、その子をお友達と言ってくれたあと、少しずつ名前の横に【ともだち】が追加され、
卒園間際になって【ともだち】がたくさんのクラスメイトの名簿が出来上がりました。
小学校入学を控えた今では、今通っている保育園のお友達+幼稚園で一緒だったお友達が同じ小学校に集まるので、たくさんのお友達と会えることで小学校生活をとても楽しみにしています。
1年前の息子に、
そしてなによりも私に伝えたい。
こんなに良い方向に進むよ、と。
そして
すごく成長する機会だからポジティブに捉えてね、と。
やってみないと分からないことが多いのは子育てあるある。
あれで良かったと思えるのも、その時期が過ぎてからではあるのですが、
息子の幼児期もこうやって振り返ると、母子ともにいろんな経験をしましたが
「うんうん、まずまずいいんじゃない?」
と思っています、今のところは(笑)
4月からいよいよ小学生!
学童期にはまたどんな経験が待っているのか。
自分よ、乞うご期待っ!!🤣
おまけ
実は最初の息子の写真、隣に写っている子が息子にきっかけをくれた大好きな【ともだち】です🥰
~本日もご覧いただきありがとうございました!~
意見が一致したとき
あっという間に8月も、
というか夏も終わりに向かっているこの頃。
北海道はお盆を過ぎると、急に朝晩が冷えて、出勤時や帰宅時には羽織るものが必要になってくる…
そんな時代はもう終わったんですか?😨
10年に1度の残暑と言われていますが、
きっとこの先もこんな暑さが珍しくなくなってくるんでしょうね。
「地球温暖化」はもう終わり、
「地球沸騰化」の時代だそうです。
8月下旬に最高気温36度予報をテレビで見ると、その言葉にすごく現実味があって、
どうなってしまうんだろう、この地球は…なんて不安な気持ちも。
それでも、一人ひとりが出来ることをコツコツとしていくしかないんだろうなぁ😐なんて思っています。
さてさて、ちょっと憂鬱な話題はこれくらいにしつつ。
8月が終わるまでに、これは残しておきたい!と思って久しぶりにブログを書いています。
本州は七夕と言えば、7月7日。
ですが、北海道は8月7日が七夕🎋ですよね。
七夕の時期になると、スーパーや商業施設に笹が飾られ、子どもたちが思い思いに書いた短冊で彩られているのをよく見かけますが、
保育園でも、やっぱりそのイベント(制作)があるわけで。
息子の保育園でも短冊を制作したようで、先日それを持って帰ってきました。
4歳だった去年は短冊に「大きくなったらしゃしょう(電車の車掌)になりたい」と、先生の代筆で書いてありました。
「うんうん、そうだよね~」
なんて、微笑ましく思っていた昨年。
1年経っても、ぶれることなく電車LOVEの息子なので、
『今年も車掌さんかな?それとも駅員さんかな?』
なんて思いながら、持って帰ってきた短冊を見たのですが。
「5さいのままでいたい」
えっ!!!👀👀👀
どうしたんだい!
この1年で何があったんだい!?
ふつう、このくらいのお年頃って
少しでも早く大きくなりたいという気持ちではないのかい!?
人生2週目なんかい?!
大人になってから、振り返った時に
「あの時は良かったな~」
くらいだと思っていた私にとって、
息子が今のままでいたいという心情にあることに心底びっくりしました。
息子が将来のことを楽しみに出来ていないのかな…なんて思ったりもして、
息子の心の奥に思いをはせる瞬間でした。
でも。
でも、でも。
私も5歳の今の息子が、可愛くて仕方ないのです。
もっと息子が小さかったとき(新生児から2歳前くらいまで)は、
可愛い気持ちももちろんあるけれど、それよりも「大変」の気持ちが大きくて。
助産院に来られているお母さんが、
「可愛くてしかたないんです~」
と話しているのを聞いて、内心
『すごいなぁー😮』
と感心してしまうくらい。
なので、街頭インタビューとかで
「今お子さんに望むことはなんですか?🎤」
と聞かれたら、
「5歳のままでいてほしいですね!!('ω')ノ キリッ」
と答えてしまうかも。
それならば、今の息子と
意見が一致している!
それならいいじゃないか!(笑)
少なくとも息子にとって、今の生活を良いと思ってくれていなければ
「5さいのままでいたい」
なんて書かないと思う(と思いたいw)
○○になりたい
という、その○○を楽しみにしていたので
かなり衝撃的だった5歳の息子の短冊。
8月中に記録しておきたかったエピソードを無事に残すことができました(笑)
助産院のブログでありながら、
息子との日々の備忘録になりつつあり、すみません😂
本日も読んでいただきありがとうございました!
ナスのあれ
家族三人で夜ご飯を食べていたときのこと…
息子が突然、
「お母さん、今度ナスのあれ作って!😁」
と言ったのです。
その時のメニューは特にナスを使ったものではなかったので、本当に唐突に…。
普段息子から、ご飯関係のことでリクエストされるということがなかったので、
息子が「作って欲しい」ということがすごく嬉しくて、
絶対に作ってあげたい!と思ったのですが…
「ナスのあれって何??😳」
と、なった訳です(笑)
一緒にいた夫も
「ナスのどんな料理??」
などと聞いてくれたのですが、息子は「ナスのあれだよ!!」と繰り返すのみ。。
まぁ、子どもだからレシピ名なんて、なかなかわかんないよなぁー
なんて思いつつも、とにかくその「アレ」を明らかにするべく、色々試行錯誤して聞き出すのですが、どうにも思い当たるレシピが浮かばない。
夫婦二人で首を捻っていると、息子が
「スマホで調べてみて!!ナスのアレって打ってみて!」
と。
「いやいや、いくら、なんでもネットで出てくるからって、なすの【アレ】という不明瞭にもほどがあるキーワードにはグーグル先生でも分かんないでしょ🙄」
と、笑いながらも、息子があまりにも言うので検索エンジンに打ってみると…
ヒットしたのがこちら↓
いや、完全にナスのあれだわ!!!
息子よごめん。あなたが正解。
息子が作って欲しいと言ったのは、今まで一回も食卓に出たことのない、
「きょうの大皿 豚バラなす」by味の素
でした(;´・ω・)
お母さん、これなら簡単に作ってあげられそうです。
それにしても、子どもの、純真な思考って本当に発見が多いですよ。
この前も、思いつくオノマトペ(「くるくる」とか「ぴかぴか」とかの擬音語)をお互いに出し合って、
何の音かを当てるゲームをして遊んでいたのですが、
息子「【くすくす】ってなーんだ!」
私『選ぶ音が可愛いなぁ~(ほっこり)』と思いながら、
「静かに笑っているところかな~?😊」と答えると、
息子「ブッブー!!違いまーす!」
「正解は、耳〇そを取られているところで~す!!」
なんじゃそりゃーーーーーー!😫
数秒前の、母の「ほっこり」を返せーーーーー!!!!
ずっこけたことは言うまでもないですが、
耳掃除の音を「クスクス」と表現する息子。
その感性、・・・嫌いじゃないよ(笑)
↓休みの日に、行きたいところを聞いたら「手稲駅の陸橋」と答える子鉄。
子の葛藤 母知らず
今回のタイトルを見て、見覚えがあると思ったそこのあなた…
ブログを毎回しっかりと見てくださっているとお察しします…(感謝しかない🙇♀️)
実は以前、「母の葛藤 子知らず?」というテーマでブログを書いていました。
※「母の葛藤 子知らず?」のブログはこちらからみれます
その時のお話は、子どもの保育園入園のお話だったのですが、
今回は週末のお出かけでのお話。
自他ともに認めるインドアな息子に、少しでも北国の楽しさを味わってもらいたいと思い、
今年はスキーを購入していた菊地家。
購入したものの、なかなかスキー場に行く機会も持てず、気づけば2月も終わるという頃🙃
私も夫も慌てて、「スキー場に行こう!!!」と予定を立てて、
去年もそり遊びでお世話になった「滝野すずらん公園」に行くことに。
こちらの公園は、【公園】と言いつつ、敷地はとてつもなく大きく、ゲレンデとリフトもある国営の公園です。
そこでは、初心者向けに4歳から入れるスキー教室(レッスン料は200円!!安い!!🤣🤣)も開催しており、
ひとまず我が家は息子をそちらに入れて、大人二人はレンタルスキーを楽しもう♪ということになりました。
超初心者のクラスは、山をすべったりはせず、スキーの持ち方、歩き方、転び方などがメイン。
安心して預けた私たち夫婦は、お互いに久しぶりのスキーをゆっくりと楽しんでおりました。(ゲレンデは一つだけ、距離も短いので、あっという間に滑り終えます)
一度滑り終えると、必ず息子が参加中のスキー教室のそばを通るので、息子の様子を横目でみつつ、次の滑走へ…
そんな感じで2回くらいその流れを繰り返していた時のこと、
立ち止まって息子のレッスン中の様子を見ていたら、息子も私たちに気が付いて、こちらをじっと見ているのです。
そして、何かを叫んでいました。
しかし、私たちは『先生のほうをみなさい!』的なジェスチャーをしつつ、夫と「何て言ってたんだろうね(笑)」と言いながらあまり気にもとめませんでした。(今考えるとひどいw)
ひと滑り終えて、また息子の近くを通りつつ、様子を見ていたら。
今度は息子がもっと大きな声で
「行っちゃだめだよーー!!!」
とハッキリ言って、こっちをやっぱり見ているのです。
このとき、私も夫も「スキー教室嫌なのかな~(苦笑)」と話しながらも、あと数分で終わるので、そのまま終わるのを近くで見ていました。
レッスンはというと、なんか大声で言ってる?的な時から、息子だけスキー板を外し、明らかにレッスンから気持ちが離脱している様子(笑)
「息子にはまだ早かったかな~」と夫と話しながら、レッスンを終えた息子を迎えに行きましたが、
案の定息子は「途中でやめちゃった😔」と自己申告。
私は、「それでも最後までレッスンの場所に入れてえらかったね~」と声をかけながら、「お母さんたちに行っちゃだめって言ってたね(笑)」と息子に言いました。
すると息子は
「だって、二人で滑って死んじゃったらぼく1人になっちゃうもん…」
「二人がケガして救急車に乗って行ったらと思って心配だったんだもん…」
と。
そうか。
息子は、
スキー教室が嫌なんじゃなくて、
自分から離れて二人(両親)に何かあったらどうしよう
それが一番心配だったんだ。
それはレッスン受けるどころではないよね。
こうして言語化してくれて、
初めて息子の気持ちを悟った私はまさにこのブログテーマ「子の葛藤 母知らず」の状態だった訳です。
自分の子どもとは言え、
自分とは違う一人の人間。
子どもだから…となんでもわかっているつもりでも、自分とは違う考え方をしていることもあるんですよね。
そして、子どもだからこそ想像力豊かに、
良いことも
悪いことも
どこまでも大げさに想像してしまうんでしょうね。
息子が途中でレッスンを放棄した理由がわかり、
私は次にこういうことがあった時には、
息子が安心して親から離れて集中できるような声掛けをしてあげたいなぁと思いました。
まだまだ修行が足りない母ですが、
こんな気づきが楽しいのも子育ての醍醐味ですね( *´艸`)
~本日も読んでいただいてありがとうございました!~
子に笑わせてもらった話
先日、息子と二人で地下鉄に乗ってお出かけしたときのこと。
専用席の前の席が空いていたので、そちらに二人で座っていました。
その時、目の前の専用席のポスターを見ながら見ながら、ふと
「子どもはこのポスターの意味わかるかな?」
なんて思って、息子にポスターのことを説明してみました。
「あの絵に描かれている人が座れる席ですよ、ってことなんだけど…」
「どんな人が座れるか分かる??」
すると、息子は少し考えながら
「杖を持っている人!」
と。
うんうん、正解!
「次の人はどんな人だと思う?」
「…大きい注射器を持っている人?」
( ゚Д゚)エッッッッッ!!
…見える。
確かに大きな注射器を持っている人に見える…。
大きな注射器を持っているなんて、かなり危険だから
そんな人こそ専用席に座っていて欲しいもんね。
「そ、そうか~(;'∀')じゃあ、次は??」
「赤ちゃんを抱っこしている人ー!!」
正解!(*´ω`)
これはやはり子どもでもわかりやすいよね!
「じゃあ次はどうかな?」
「…太っている人ー!」
ずこーーーーーーー🤸♀️
せめて。
せめて、「お腹に赤ちゃんがいるひと?」とか母は言ってほしかったよ( ;∀;)
助産師の子どもとして(笑)
ここまで2勝2敗(何に?)。
最後に残されているのは、大人でも難しい「内部障がいのある方」
「最後の人はどんな人だと思う?」
「うーーーん…」
悩んでる悩んでる( *´艸`)
「普通の人!」
いや、誰でも座れるやないかぁぁーーーーい!!!( ゚Д゚)
まさか、最後に普通の人が出てきて、
「専用席」という概念を覆されるとは思ってもいませんでしたよね。
でも、子どもにしたら見たまんまをなんの疑いもなく声に出してくれているので、
それはそれで小さい時期ならではの可愛さでもあり😂
考えすぎず、ありのままを受け入れてみる。
子どもに笑わせてもらいながら、
一つ勉強させてもらった場面でもありました☆彡
※息子へは最後にきちんと正しい説明をしました!(笑)