❄助産院日誌❄
子の葛藤 母知らず
今回のタイトルを見て、見覚えがあると思ったそこのあなた…
ブログを毎回しっかりと見てくださっているとお察しします…(感謝しかない🙇♀️)
実は以前、「母の葛藤 子知らず?」というテーマでブログを書いていました。
※「母の葛藤 子知らず?」のブログはこちらからみれます
その時のお話は、子どもの保育園入園のお話だったのですが、
今回は週末のお出かけでのお話。
自他ともに認めるインドアな息子に、少しでも北国の楽しさを味わってもらいたいと思い、
今年はスキーを購入していた菊地家。
購入したものの、なかなかスキー場に行く機会も持てず、気づけば2月も終わるという頃🙃
私も夫も慌てて、「スキー場に行こう!!!」と予定を立てて、
去年もそり遊びでお世話になった「滝野すずらん公園」に行くことに。
こちらの公園は、【公園】と言いつつ、敷地はとてつもなく大きく、ゲレンデとリフトもある国営の公園です。
そこでは、初心者向けに4歳から入れるスキー教室(レッスン料は200円!!安い!!🤣🤣)も開催しており、
ひとまず我が家は息子をそちらに入れて、大人二人はレンタルスキーを楽しもう♪ということになりました。
超初心者のクラスは、山をすべったりはせず、スキーの持ち方、歩き方、転び方などがメイン。
安心して預けた私たち夫婦は、お互いに久しぶりのスキーをゆっくりと楽しんでおりました。(ゲレンデは一つだけ、距離も短いので、あっという間に滑り終えます)
一度滑り終えると、必ず息子が参加中のスキー教室のそばを通るので、息子の様子を横目でみつつ、次の滑走へ…
そんな感じで2回くらいその流れを繰り返していた時のこと、
立ち止まって息子のレッスン中の様子を見ていたら、息子も私たちに気が付いて、こちらをじっと見ているのです。
そして、何かを叫んでいました。
しかし、私たちは『先生のほうをみなさい!』的なジェスチャーをしつつ、夫と「何て言ってたんだろうね(笑)」と言いながらあまり気にもとめませんでした。(今考えるとひどいw)
ひと滑り終えて、また息子の近くを通りつつ、様子を見ていたら。
今度は息子がもっと大きな声で
「行っちゃだめだよーー!!!」
とハッキリ言って、こっちをやっぱり見ているのです。
このとき、私も夫も「スキー教室嫌なのかな~(苦笑)」と話しながらも、あと数分で終わるので、そのまま終わるのを近くで見ていました。
レッスンはというと、なんか大声で言ってる?的な時から、息子だけスキー板を外し、明らかにレッスンから気持ちが離脱している様子(笑)
「息子にはまだ早かったかな~」と夫と話しながら、レッスンを終えた息子を迎えに行きましたが、
案の定息子は「途中でやめちゃった😔」と自己申告。
私は、「それでも最後までレッスンの場所に入れてえらかったね~」と声をかけながら、「お母さんたちに行っちゃだめって言ってたね(笑)」と息子に言いました。
すると息子は
「だって、二人で滑って死んじゃったらぼく1人になっちゃうもん…」
「二人がケガして救急車に乗って行ったらと思って心配だったんだもん…」
と。
そうか。
息子は、
スキー教室が嫌なんじゃなくて、
自分から離れて二人(両親)に何かあったらどうしよう
それが一番心配だったんだ。
それはレッスン受けるどころではないよね。
こうして言語化してくれて、
初めて息子の気持ちを悟った私はまさにこのブログテーマ「子の葛藤 母知らず」の状態だった訳です。
自分の子どもとは言え、
自分とは違う一人の人間。
子どもだから…となんでもわかっているつもりでも、自分とは違う考え方をしていることもあるんですよね。
そして、子どもだからこそ想像力豊かに、
良いことも
悪いことも
どこまでも大げさに想像してしまうんでしょうね。
息子が途中でレッスンを放棄した理由がわかり、
私は次にこういうことがあった時には、
息子が安心して親から離れて集中できるような声掛けをしてあげたいなぁと思いました。
まだまだ修行が足りない母ですが、
こんな気づきが楽しいのも子育ての醍醐味ですね( *´艸`)
~本日も読んでいただいてありがとうございました!~