❄助産院日誌❄

2022-07-27 15:46:00

退院したその後…

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赤ちゃんを無事に出産して、息つく暇もなく過ぎてゆく入院生活。

 

初産婦さんならなおのこと、初めての育児に戸惑うことばかりで、

オムツ交換、沐浴、授乳に抱っこ。

 

病棟の助産師さんに聞きながら、入院中過ごしていたと思います。

 

 

そうして、わずか4、5日で退院。

 

 

退院したら、授乳の様子を見に来てくれる助産師さんはもういない。

「こんな感じかな…」と、なんとなく、入院中のやり方を続けてみる。

 

 

そうこうしていると、

ようやく?

あっという間?

一か月健診の時期になります。

 

 

でも、実はその1か月健診までの間は、

授乳が軌道に乗るかどうかの大切な期間だったりします。

 

母乳の分泌が増え始める時期に、

いかに赤ちゃんに吸ってもらう、

もしくは搾乳をして刺激が入るか。

 

 

そして、いかに母乳をおっぱいの外に出すか。

(「外に出す」というのは、赤ちゃんに飲みとってもらう、もしくは搾乳で出すことも含みます)

 

この2つが母乳を出す上でとっても重要です。

 

 

 

初めてのお母さんに多いのですが、

全く吸わせられていないという状況でなければ、

「赤ちゃんはおっぱいを吸っていると思っていた」

と話されます。

 

 

しかし、実際のところ、赤ちゃんは

「吸っているように見えた」

だけで、母乳を飲みとってはいなかった…

ということがけっこうあります。

 

 

その結果、母乳がなかなか出ない…というお悩みを

産後2か月頃に感じ始めてしまうのです。

 

 

もちろん、産後2か月からでも改善していくことは出来ます。

 

 

ただ、赤ちゃんも2か月間、浅い飲み方に慣れてしまっているので、

修正にはある程度の時間が必要になってきます。

 

 

だからこそ、1か月健診よりも前に、

うまくいっているかどうかも含めて、

授乳の様子を見てもらって欲しいなと思います。

 

新生児期は外に出れない…と、

退院指導などで聞いているかもしれませんが、

外出の方法を自家用車やタクシーにして、

人混みを避ける。

寒い時期は出来るだけ温かくして外に出る。

暑い時期には日差しを避けて移動してあげる。

 

ちょっとした工夫で、外出🚕は可能です。

 

助産院は完全予約制のところが多いので、

不特定多数の方と接する…という場面もとても少ないと思います。

 

 

 

出産された施設で2週間健診などがない方は、

ぜひお近くの助産院などで

授乳の様子を見てもらうことをお勧めします😊

 

 

 

 

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